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さぼる、と聞くと、どういうイメージがするでしょうか?
怠け者、自分に甘い、楽をしている、ずるい、などなど、
どちらかというと、あまりいいイメージではないかもしれません。
その反対に、楽そう、とか、そういう部分も必要、といった感覚を
持たれる方もおられるかもしれません。

仕事を真面目にする、ということはとっても大切なことです。
良い仕事をするためには、自分を追い込む、といったことを求められることもあると思います。

ただ、仕事をこなす、ということ自体は、
人生において何かを達成するための手段であって、目的ではないことが大半です。
やりすぎて心身を病んでしまったり、他のことがなおざりになってしまったりすると、
気付いたら、目的よりも手段のほうを大切にしてしまっていた、なんてことにもなりかねません。

この部分に関しては、メリハリがとても大切です。
仕事をばりばりこなしていく、という部分と、時に力を抜く、ということの両面があって、
仕事面におけるアクセルとブレーキのバランスが取れます。
自分の体を休める、という要素もないと、仕事の効率自体も下がってしまいます。

ただ、自分を追い込みがちな人だったり、真面目な人というのは、
この自分の体を休める、というのが苦手だったりします。
何か罪悪感のようなものがあって、自分の体を休めることに抵抗感が出てしまい、
限界が来るまで、アクセルを踏み続けてしまいがち、になってしまうことがあります。

職場環境が変わって、忙しかったりプレッシャーがとても強かったりするような状況になったときこそ、
このメリハリがとても大切です。
それほどそういった負荷が高くない状況であれば、アクセルを踏みがちな傾向があっても、
なんとかなりますが、状況が変わって、負荷が高くなると、そういう傾向がある人は、
心身になかなか抜けないダメージのようなものを蓄積させてしまうことがあります。

真面目な人ほど、休むということに対して、許可する、ということが大切です。
これは有給休暇をとる、という意味だけではなく、
疲れがたまっているように感じるなら、思い切って早めに帰る、とか、
休憩時間にも仕事をする癖があるようならそれをやめる、とか、
1時間でできる仕事でも、状況からいくと1時間半かかっても結果に大差ないようなら、仕事のペースを落とす、とか、
きつい仕事をあえて取りに行く癖があるなら、時にそれをやめてみる、など、
自分に負荷がかかりすぎないようにバランスをとる、ということです。

こういうことを自分がする、となると、ずるい感じがするでしょうか?
仕事というのは、そんな甘いものではない、という感じがするでしょうか?

もし、それが自分が主体的に選択してやっていることであれば、アクセルを踏む、というので問題ないです。
ただ、それが主体的というより、今の状況に流されて、仕方なくやっているというのであれば、
ちょっと大変かもしれません。

主体的にできるのであれば、今の状況に支配されるのではなく、
自分にとって、それが何のためにアクセルを踏む必要があるのかを考えることができると思います。
仕事は手段であって、目的ではないとしたら、
自分が本当に欲しいものが何で、その目的に集中するとしたら、
今自分はアクセルを踏むべきか、それとも、ブレーキを踏む、
あるいは、ギブアップするべきか、を考えてみることが大切です。
自分なりの基準と照らし合わせて、選択して行動することで、
メリハリをつけていくことを意識していくことが求められてきます。

ただ、状況に流されて、今は休むことができないから頑張る、だと、
罪悪感や義務感でアクセルを踏み続けている状況ですので、
それは、やらされている仕事になり、自分の人生のハンドルを
誰かに預けているような状態になっています。
それは、忙しい状況に支配されている状態であり、
やりたくもない仕事を無理やりやらされている被害者のような感覚が出てくるかもしれません。

仕事の負荷がきついときほど、自分自身に休むことを許可する、
ということを意識することがとても大切です。
罪悪感があるとしたら、自分が休むということに自分なりに意味を持たせてあげてみて下さい。
たとえ、周囲からの反発があったとしても、ある意味では、休むことも、仕事の一つです。


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